亜急性外傷ってご存知ですか?

柔道整復師が保険診療できるものとして、急性外傷と亜急性外傷がありますが、亜急性外傷ってきいても一般の方には、なんのことだかわからないと思いますので少しだけ解説します。

外傷と聞くとよほどのことと思いますが、筋肉や関節に痛みがある多くは、外傷が関係しています。昔から「スジを違えた」「スジを伸ばした」ということを言いますが、これらも捻挫や挫傷、肉離れなどの軽外傷がほとんどなのです。また、亜急性外傷とは、期間が経過した外傷という意味ではなく、急にひねったり、ぶつけたりしなくても、

反復動作を繰り返したり、持続的に負担が続いたりすると、筋肉などの軟部組織は傷ついたり、痛んだりします。

知らぬ間に関節や筋肉を傷めているのです。知っている方もお見えでしょうが、疲労骨折のようにいつの間にか骨が傷ついてしまうこともあるのです。このような外傷を亜急性外傷といいます。保険治療が可能です。

 

たとえば、原因不明の腰痛の場合、1週間前からの行動を思い出してみてください。

長時間持続的に座って猫背でスマホで遊んでいるとか、変な恰好でテレビを見ているとか、無理な体制での生活を繰り返すと痛みとなります。最近では、花粉症でくしゃみを繰り返ししたときに腰に痛みがでたとか・・・

このような痛みは保険適用となります。急激な外力が加わらなくても痛みは出現してしまうのです。

 

肩こりや腰痛でつらくてあちこちで強くマッサージを受けている方は要注意です。損傷している筋肉をマッサージすることでより痛めている可能性があります。 注意してくださいね(^^)

 

 

 

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